お菓子ばかり食べすぎるとどうなる?【お菓子が体にもたらす7つの影響】

  • お菓子を食べ過ぎるとどうなるのか知りたい!
  • お菓子を食べ過ぎてしまうのがやめられない…
  • どんな病気になるのか怖い…

お菓子の食べ過ぎはデメリットが多いです。

  • 病気のリスク
  • 過剰に太ってしまう
  • 慢性疲労の原因

など体調面に大きく左右します。

しかし、お菓子を食べ過ぎるリスクはわかっている反面、どうしてもやめられなくなってしまっている人も多いです。

この記事では元摂食障害で4年試行錯誤した私がお菓子を食べ過ぎるとどうなってしまうのか?を実体験を交えて解説します。お菓子の食べ過ぎを防ぐコツや食べすぎたときに対処法まで掘り下げてお伝えします。

お菓子を食べ過ぎると起こる7のこと

お菓子の食べ過ぎで太る・体脂肪が増える

お菓子の中でも油を使用したお菓子。

  1. クッキー
  2. ポテトチップス
  3. チョコレート
  4. アイス

は体脂肪を増大させる。

これ全部トメオの好きだったお菓子たちだ…

体脂肪は1食あたり30gを超えると体脂肪蓄積のリスクが一気に高まります。

某有名メーカーのクッキーを1回で食べきってしまった場合、脂質摂取量は30gを超えます。有名なアイスも1個で脂質量は17g。いつくかのお菓子を同時に食べてしまった場合、あっという間に30gを超えることは想像できますよね。

お菓子に含まれる脂質量

アイスや清涼飲料水はぶどう果糖液糖も含まれているため、高血糖になるリスクもあります。

質の悪い糖質と脂質

この2つが組み合わせたお菓子を食べすぎてしまうとやはり太りやすくなると言えます。

お菓子の成分表示を見たときに

  • ブドウ果糖液糖
  • マーガリン
  • ファットスプレッド

など表記がある時

そして脂質総摂取量が30gを超える時は確実に太る可能性があるので注意しよう。

常に疲れを感じる・疲れやすくなる

お菓子を食べ過ぎると高糖質の摂取により食後高血糖を招きます。

血糖値が上がりすぎると膵臓からインシュリンが大量に分泌され血糖を抑制しますが、高血糖時のインシュリン分泌は過剰なため、今度は低血糖になってしまいます。

機能性低血糖−図解

これが食後高血糖から食後低血糖への流れだ…

血糖値がグラグラ安定しないと常に血糖値を安定させるために体内ではホルモンが総動員されます。

しかし、さらなる過食やお菓子の食べすぎが続くとホルモン製造工場である副腎が疲弊してしまう。

副腎の疲労は「副腎疲労」と呼ばれるくらい様々な不調を体に与えます。疲れやすくなったり、やる気が常に減少してしまう症状が表れます。

あわせて読みたい関連記事👉【副腎疲労って何?】お菓子をやめるなら知っておきたい副腎のこと

一日を通して眠たい時間が多くなる

お菓子を食べ過ぎると機能性低血糖を引き起こしやすくなりますが、血糖値の急激な変動は強烈な睡魔を引き起こします。

お菓子の食べ過ぎると日常的に血糖値が安定しにくい状態になってしまうので、日中に強い眠気を感じる原因になります。

みんなもお菓子を食べすぎた後強烈に眠くなった経験がないかい?トメオは何度も眠気で倒れそうになったぞ…

また前述した通り、副腎疲労も同時に起こってくるとベッドから起き上がれないくらいぐったりしてしまうときも…

そのクセ夜の時間帯は疲れているのに寝れない…など自律神経も乱れも同時に起こる。

すべては食べ過ぎから。

  1. 低血糖
  2. 副腎疲労

この2つはセット起こるので様々な不調の原因なることを覚えておこう。

お菓子の食べすぎによる疾患のリスクるが高まる

お菓子を食べ過ぎれば当然疾患のリスクが高まります。「肥満」につながることは周知の事実ですが「肥満」とは「慢性炎症」といって全身で火事がおこっている状態を指します。

お菓子と慢性炎症

炎症はカラダにとって大切な機能ですが、やはり起こりすぎるのは問題です。「肥満」になればその他疾患にも飛び火するように病気の罹患率が跳ね上がります。

お菓子を食べ過ぎると体が痒くなる…という人もいる。これは炎症によって痒みが誘発されているんだよね

炎症は体の不具合をお知らせしてくれる大切な機能。

でもやっぱり炎症が体内で起こりすぎるのは問題ですね。

お菓子の食べ過ぎは炎症を引き起こす引き金になります。

肌荒れがすごい

お菓子を食べ過ぎると高確率で肌が荒れます。

  • 質の悪い糖質
  • 質の悪い脂質

この2つを大量摂取してしまえばすぐに肌に影響が出ます。

個人的にはニキビだけでなく、白い脂が溜まったものが体の数カ所にできてました。治りも遅く未だに黒ずんでいるところもあります。

トメオは今は質の良い油を取るようにになって、変な油を取ると「体が痒い」や「肌の状態がいつもと違う」など余計に感じるようになった。

油脂の質ってとても大切です。

たんぱく質やビタミン・ミネラルが欠乏する

お菓子は高糖質・高脂質がたっぷりです。体を構成する上で重要なたんぱく質やビタミン・ミネラルは不足しています。

お菓子の栄養素

お菓子を食べ過ぎると重要な栄養素の欠乏が激しくなります。慢性的な栄養の不足は弱い体しか作れなくなってしまうので早期の改善が必要です。

ビタミンやミネラルは代謝の要。

不足すると
  • 代謝の低下
  • 体が冷える
  • 末端冷え性
  • 気力が沸かない
  • 体力低下
  • メンタルダウン

様々な身体機能に影響を及ぼします…

私もお菓子の過食が止まらなかった時は常に体が冷えていて、気力ともに低い状態でした。

ビタミン・ミネラルの欠乏が進行すると心身ともにやつれていくことも覚えておきたい。

お菓子の食べ過ぎはどこから?

食べ過ぎはどこから?と疑問を持つ人もいらっしゃいますが、小袋のお菓子量程度であれば食べ過ぎには入りません。しかし、もし少ない量であっても「毎日」食べているのであればお菓子中毒になってしまっている可能性があります。

お菓子中毒とは
中毒症状が出てしまっている状態。白砂糖中毒とも言ったりする。甘いものを口にしないと安心できない依存症のはじまりとされている。

お菓子を管理する上では「量」も大切ですが、重要なのは「頻度」。

仮に一袋何かお菓子を食べたとしても週1-2回なら許容範囲。

リカバリーがいくらでも効きます。

摂取頻度が多いのであれば機能性低血糖慢性的な栄養不足の原因になります。

お菓子をやめたい人はまず頻度の管理からやってみてください。

お菓子が大好きな人にとって頻度を制限されることは厳しい条件のように感じると思います。

トメオも絶対ムリ!頻度を減らすとかできない!って思ってた

しかし、過食を改善した今は週1も食べることがないかもしれないくらいお菓子を口にすることがなくなりました。

ちゃんと栄養摂取ができてメンタル面が整った時に必ずいい方向に向かうと私は思います。

お菓子をやめる方法はロードマップにまとめているのでこちらの手順通りに改善をしていきましょう。

1からはじめるお菓子改善のロードマップはこちらの記事にまとめています。
»【永久保存版】お菓子をやめる方法を元過食症の男がガチ解説

お菓子を食べ過ぎた時の対処法

もしお菓子を食べすぎてしまったときの対象法は「食事量を減らさない」ことです。健康的で体脂肪燃焼効果もある「ま・ご・わ・や・さ・し・い食」を中心に食事をしていきましょう。

まごわやさしい食とは
  • ま(豆)
  • ご(ごま)
  • わ(わかめ・海藻類)
  • や(野菜全般)
  • さ(魚)
  • し(しいたけ・きのこ類)
  • い(いも)

こらら食材を使った料理を中心に献立を組み立てる方法。

ま・ご・わ・や・さ・し・い食はこちらの記事で解説しています。
»【夕食後のお菓子がやめられない】それ栄養不足が原因です

お菓子を食べすぎてしまったからと言って絶食したり低カロリー食や置き換えなどを活用してしまうとその場の体重はコントロールできたとしても、体脂肪は増え、筋肉量は減少するため見た目・健康は崩れていきます。

お菓子を普段から食べすぎているとその埋め合わせをするためにご飯を抜いたりしがち…

この方法一時的に効果はありますが、マジで長期目線ではおすすめできない…

トメオもご飯をお菓子に置き換えたりダイエット食品使った結果、過食が悪化してしまいました…

ちゃんと食べることで過食は無理なく治まっていくことを覚えておきましょう。

あわせて読みたい関連記事👉「【危険信号】一日1000キロカロリーしか食べてないのに痩せないわけ

お菓子を食べすぎないようするコツ

お菓子を過剰に食べすぎないようにするコツは低血糖対策と満腹中枢の正常化が鍵です。元摂食障害者である私も血糖値コントロールは常に意識していました。

過食改善の鍵
  1. 低血糖対策
  2. 満腹中枢の正常化

機能性低血糖を予防する

お菓子の食べ過ぎは機能性低血糖を引き起こします。血糖値のグラグラは食欲の爆発につながるので過食を改善するためには対処が必要。

  1. お菓子食べすぎる
  2. 低血糖
  3. 血糖値が下がっているためまた甘いものが欲しくなる
  4. 食べる
  5. 負のループの繰り返し

この負のループにはまり込むとお菓子を自分の意思でやめることが大変になります。

血糖値の乱高下−食欲の暴走

だからこそ低血糖対策が重要!

低血糖を予防するするのは良質な複合炭水化物です。

米・芋・栗をうまく活用して低血糖対策をやってみましょう。

低血糖を助長するような低炭水化物ダイエットなどはお菓子への欲求を強めてしまうことになるので注意が必要です。

お菓子をやめられない人に糖質制限は向きません。その理由をこちらの記事で解説しています。気軽にやってみようかな?と思っていた方は一度ご覧になってください。
【過食】お菓子をやめたいなら絶対に糖質制限をしてはいけない理由

まとめ

元過食症の私がお菓子を食べ過ぎるとどうなる?と疑問にお答えしました。

  • お菓子の食べ過ぎは万病の元
  • お菓子を食べ過ぎた時も食事は抜かない
  • 血糖値コントロールを意識する

お菓子を求めてしまう体の状態を改善していくことも合わせて重要です。低血糖対策を行いながら、胃腸の健康を意識した食事も意識していくことで根本からお菓子をやめる体をつくっていくことが無理なくやめるコツです。

胃酸の作られ方【図解】

【専門家しか知らない】お菓子の過食をやめるには胃腸の健康が最重要