貧血があるといろんな問題が出てきます。
- 痩せない
- 代謝が下がる
- やる気がでない
- うつ・メンタル下降気味
- イライラ
中学生の娘が肥満だからなんとかしたい…とご相談を受けることがありますが、やはりこの貧血の理解が重要です。
特に中学生・高校生の部活動をやっているお子様で気をつけないといけないのが「スポーツ貧血」
貧血への理解がないと子供にやってはいけない食事制限を与えてしまう原因にも成りかねません。
この貧血について学ぶと
- なぜ子供がそんなにお菓子を欲しがるのか
- 食欲が強いのか
- なぜ子供がイライラしているのか
それが見えてきます。
娘の体型をどうにしかしたい…と思われている親御さんは是非最後まで記事を読んで子供の体への理解を深めていきましょう。
スポーツ貧血とは
中学生・高校生で特に部活動をやっている子は「スポーツ貧血」について理解する必要があります。
中学生・高校生で運動をしている子は非常になりやすい環境。
さらに食生活が荒れていたり、普段から慢性的な栄養不足があったりすると「鉄欠乏性貧血」も招きやすくなるので貧血の症状が強く出る可能性があります。
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無月経にもつながる恐れ
このような貧血を放っておくと月経が来なくなってしまう「無月経」につながる恐れもあります。
貧血が進行しているということは全身の代謝が落ちてしまっているサインなので早期の改善が必要。
スポーツをやっている子特有の背景を無視して
- お前は太ってるから食事制限しろ
- お菓子を食べるな
- 食事量を減らせ
という大人からのアドバイスはどれだけ危険なことかわかりますよね。
スポーツ貧血を改善するには
スポーツ貧血は溶血が起こっている状態。
血管の脆さを改善してく必要があります。
貧血予防に必要な代表的な栄養素はこれ。
- たんぱく質
- 鉄
- 亜鉛
- 葉酸
- ビタミンB12
それに加えてスポーツでエネルギー消費も激しいので
- マグネシウム
- ビタミンA
- ビタミンD
などの栄養を補って血管を強化することが望ましいです。
太っていてもカロリー制限はNG
仮に中学生の娘さんが太っていたとしてもいきなりカロリー制限をするのはやめましょう。
カロリー制限は確かに体重を変動させるのに効果的な食事管理法です。
しかし体脂肪が燃えているとは限りません。
成長期でしっかり栄養がいる時期にやるものではありません。
やるべきは食事の質を変えること。
こちらから取り掛かるのがベストです。