【中高生の食事】太った娘の肥満を改善する食事管理のやり方

この記事ではこのようなお悩みがある親御さんからの依頼に対して、過食改善のプロが効率の良い食事管理の方法を徹底解説します。

家族間で肥満を改善を促すには「食事の管理」が必要。

しかし親子だから感情的な会話にもなりやすく改善が促せない…

このような親御さんの悩みも解消するロジカル管理法を大公開します。

そもそも肥満とは？

そもそも肥満とは何か？

肥満=慢性炎症です。

慢性炎症はただ中性脂肪が重ねられただけの状態はとは異なります。
炎症は飛び火して次から次へと体の不調の原因に…

問題は一か所に留まらず燃え広がっていくイメージ。

慢性炎症を早期で改善する必要がある理由は別記事にて詳しく解説しています。
お菓子ばかり食べすぎるとどうなる？【お菓子が体にもたらす7つの影響】

このことを知らないと

子供を痩せさせるにはカロリー制限をさせればいんでしょ？

と安易な発想になりやすい…

食べ過ぎた状態にセーブをかけることは確かに必要かもしれませんが、カロリー制限を極限にさせたからといって体脂肪が減るとは限りません。

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肥満をサポートする側はこのことは絶対に頭に入れておくことが必須です。

肥満の中高生の食事管理の手順

このステップ①②③の手順で栄養を管理していくことがおすすめです。

それでは一つずつ解説していきます。

栄誉の質の底上げ

中学生・高校生で既に肥満ということは幼少期からの積み重ねがあります。

基本的に甲状腺機能低下症などがない限り、子供は代謝が高いので肥満になる確率は低いと言われています。

しかし、お菓子の食べ過ぎや食事の質が伴ってないと環境的要因で代謝が下がってしまうことも。

普段から栄養の偏りがあると慢性的に低栄養状態担ってしまっていることもあり、肥満を後押しする原因になっているかもしれません。

まずは全体の栄養の底上げをしましょう。

をメインに食事を切り替えて代謝の改善を促します。

朝食が鍵

中高生は朝ごはんをしっかり食べることが重要。

ただ朝食は「糖質メイン」に偏りやすいといった特徴があります。

こんな感じでササッと朝食を済ませている・あるいは食べないという子は要注意。

朝食にしっかり食物繊維やたんぱく質を入れることが重要。

たんぱく質は一日通してコツコツ摂取することがコツですね。

このあたりは大人の過食改善とやり方は一緒でOKです。

たんぱく質のとり方はこちらの記事で詳しく解説していますので是非ご覧ください。
≫【お菓子の食べ過ぎ】やめたい人が取り組むたんぱく質戦略

低血糖対策

栄養の底上げと並行してやりたいのが「低血糖対策」

中高生でも血糖値が日常的に乱れていると食事改善がうまくいきません。

低血糖になると

など心身ともに悪影響を受けます。

子供がイライラしている時は食事の乱れで低血糖症が背景にはあることもあるので一緒に改善しておきたい。

低血糖対策として間食をうまく活用しましょう。

ここでの注意点は決してお菓子を制限してはいけません。

今まで毎日にように食べていたのに急に制限すると低血糖になりメンタル面が追いついてきません。

お菓子を完全に抜くのではなく良質なお菓子は代用で対応しましょう。

糖質と脂質を管理する

食事内容が整えってきたら糖質と脂質を意識して管理します。

中学生・高校生の食事改善では絶対に糖質は抜かないでください。

大人の糖質制限よりも害悪です。

テレビ・メディアのえ影響で

糖質=太る

と思い込んでいる子もいるかもしれません。

しかし、糖質は絶対に入ります。

ちゃんと米を中心とした穀物から摂取していれば逆に代謝を上げてくれる栄養素。

朝・昼・夜とどこかで抜くことなくちゃんと糖質を摂らせましょう。

逆に体脂肪を減らしていくために脂質は管理する必要があります。

お菓子などに含まれる脂質は慢性炎症を助長します。

調理油もサラダ油などを使っているのであれば見直しが必要ですね。

中学生・高校生の肥満への対処法まとめ

中学生・高校生の肥満の対処法をまとめてみました。

もう一回まとめると

肥満を解消するにはただ単にカロリーに制限をかけるのではなく、代謝を回す栄養素を確保しながら適度に脂肪を燃やすこと。

このことを大人はしっかり頭に入れておきましょう。

中学生の娘がどんどん太る【親が成長期のサポートで気をつけること7選】