- 血糖値を気にしているけどお菓子がやめられない
- 過食で体調がずっと優れない
- 過食を改善するいろんな方法を試しても効果が感じられない…
わかっちゃいるけどやめられないお菓子の過食…
いろいろやってみたけどいまいち改善できない…という人は胃腸」の健康に目を向けてみることをおすすめします。
私も過食を改善するまで4年ほどかかりましたが、「胃腸の健康」に目を向けて食事を変えたいった結果、自力で過食を改善することができました。
この記事では「過食が思うように改善しない」という方にとって新しい道筋を提案しています。従来の対処法とは違い根本から過食を改善していく方法を知ることができます。
トメオが数年かかって気づいた栄養の本質を惜しまず公開するよ!
お菓子がやめられない原因は「胃腸」の健康状態が悪いこと
過食の人が一度お菓子を手につけてしまうと自分の意思で止めることは困難です。”お菓子中毒”という言葉もあるように、お菓子に含まれる白砂糖には中毒性あるので次から次に食べたくなってしまいます。
このブログでも紹介していますが、高糖質なお菓子大量摂取することで機能性低血糖を引き起こしさらにお菓子を求めてしまう…と言われています。
機能性低血糖に関してはこちらの記事で【図解】を用いてわかりやすく説明しています。
»【機能性低血糖】お菓子を食べると食欲がバグる理由と対処法
しかし、お菓子がやめられない本当の原因はそれだけではありません。
胃腸が弱ると正しく栄養の消化吸収ができません。
消化不良ってやつです。
結果、筋肉や消化酵素がうまく作られずさらに血糖維持が苦手な糖質に対して弱い体が出来上がります。
糖質が多すぎる食事・お菓子の過食は確かに問題です。ですが、入ってきた糖質を処理しきれない自分の体を見直すことが本当に大切です。私はこの視点が欠けていたため改善に時間がかかりました。
胃の健康 胃酸がちゃんと出ているのか
胃酸の分泌は栄養を消化する上でとても大切。
たんぱく質やビタミン12を消化する時も胃酸は大活躍します。
しかしお菓子の食べ過ぎをカバーするために絶食やカロリーオフ食品などを基本にした食事をしているとたんぱく質不足が進行してきます。
胃酸もたんぱく質で作られるって知ってますか?
たんぱく質不足があれば胃酸がちゃんと作られず、結果お肉やお魚を食べたとしても消化不良を起こす体になってしまうのです。
まさにタンパク質不足の負のループ…
偉そうに書いている私も低たんぱくな食事を続けた結果、肉や魚・卵と食べた時にちゃんと消化できずお腹がゴロゴロしたり、おならがいつもよりも臭くなってしまいました。
これはちゃんとたんぱく質を消化できてない証拠です。
食べたものを消化するときに必要な唾液や胃酸がちゃんと出るというのは、人間の健康を維持する上で必要不可欠なのです。
腸の健康 ちゃんと食べ物を吸収できているか
小腸は栄養が体に入る入口です。腸の健康が整えってないと栄養の吸収がうまくいきません。
また腸には無数の腸内細菌が活動していて腸の健康に関与していると言われている。
腸内細菌は大きく分けて
- 善玉菌
- 悪玉菌
- 日和見菌
に分類されますが、お菓子を食べすぎるような生活をしていると悪玉菌優位の腸内環境が形成されます。
悪玉菌優位で体が汚れてしまうと、栄養の吸収もうまくいかなくなる…
お菓子中毒の人は間違いなく腸の状態が荒れているので、しっかり対策する必要があります。
腸のケアの仕方
ではどうやって腸の健康を取り戻せばいいのか。
腸の健康は「食物繊維」をうまく活用しましょう。
- 水溶性食物繊維
- 不溶性食物繊維
食物繊維は大きく分けて2つあります。
両方大切ですが、個人的にはまず水溶性食物繊維を意図的に多く入れることが多いです。
水溶性食物繊維は便のつまりを解消したり、腸内細菌の餌となって腸内環境を整えてくれる素晴らしき効果が…
水溶性食物繊維の具体的に詳しい使い方は別記事にて詳しく解説しています。
腸内環境の改善にかなり有効的な「イヌリン」の使い方も公開しているので要チェックです!
あわせて読みたい関連記事👉【お菓子がやめられない人】荒れた腸内環境はこうやって整える【3STEP】
「お菓子を食べなければいい」は通用しない
よくお菓子を食べすぎてしまう…という相談に対して
- 買わなきゃいいじゃん
- 隠しとけ
とかアドバイスが見られます。
ですが過食になった身からすると、その正常判断が難しい…
わかっていても買ってしまうし、情けない選択をしている自分に落ち込みます。
ですが、解説したようにお菓子をやめることができないのは「体と心が健康状態ではない」から。
血糖値がグラグラしたり、肝臓や腸、胃が正しく機能してない状態で正しい選択自体が難しい…とトメオ思います。
胃腸の健康の目を向けろ
正常判断ができて自分をコントロールできるのは「胃腸の健康状態」が整ってこそ。
これを小手先のテクニックで対処していてはだめです。
- 低カロリー食
- 糖質を抜く
- ダイエット食品
こんな対処を続けている限り胃腸の健康は戻ってきません。
胃腸の健康が戻らずして脳の健康は戻りません。
脳が正常に働くから食欲も制御できるのです。
トメオも最初は対処療法ばっかりしてました…でも対処療法である限り、ずっと負のループの中…この記事を読んでいる人がそれにいち早く気がついてくれたら嬉しいな…
まとめ
消化管(胃や腸)の健康状態が悪ければ代謝に不具合がでます。人間は食べたものをエネルギーにしてる以上、栄養不足だと体が判断すれば食欲スイッチはオンになります。
これを改善するには消化管の健康に目を向けましょう。低血糖対策はもちろん重要ですが、低血糖対策だけではうまく行かなかったという方は是非違った角度からアプローチしていくと改善が促されるかもしれません。
「【永久保存版】お菓子をやめる方法を元過食症の男がガチ解説」でも詳しく解説している通り、トメオが人を指導するときも「消化管の健康」は一番に考えていきます。
土台からしっかり固めて過食から抜け出しましょう。