- 中学生の娘がどんどん太ってるので痩せさせたい
- 成長期の子供の栄養サポートのやり方を知りたい
- 娘の体のことが心配…
過食のサポートをしていると中学生や小学生の娘さんのご相談も受けます。
中でも多いのが小学生高学年-中高生にかけて急激に娘が太ってきた…というご相談。
思春期にもあたるこの時期の体型・体調の変化は敏感で難しいものがあります。
上手に子供の生活習慣を変えるにはコツが入ります。
- 痩せろ!
- ダイエットしたら?
- お友達の○○ちゃんはちゃんとしてるよ?
こういうワードを子供に使ってないですか?
もし使っているのであればNG…
今すぐ伝え方を変える必要があります。
子供の生活を管理する大人側が変わらなければ子供が変わるはずがありません。
親子同士の会話はどうしても「感情論」に発展しやすいもの。
だからこそ大人が冷静になり管理表を作るなどしてロジカルに対応する必要がありますね。
この記事では「サポートする側が気をつけること10選」をご紹介します。
中高生の娘の体型となんとかしたい…と思っている方は自分の行動と照らし合わせながら確認してみてください。
中学生のお子さんのサポートで気をつけること7選
成長期のど真ん中にいることを理解する
まず大人が子供の体のこと・女性の体のことを理解することが重要です。
小学生高学年から中学生にかけて初経がはじまりますが、貧血が進行すると中学生や高校生でもこのような影響が…
- 代謝が落ちる
- 食欲が増す
- 集中力の低下
- 考える力も低下
- うつ・イライラ傾向
貧血は全身のエネルギー不足の原因に…
年齢的に反抗期とも重なるため、見逃されやすいですが確実に心身に影響が出ています。
娘がイライラしやすい状況いる…とわかってるだけでも大人側が一歩引いた視点でお子さんと会話できるのではないでしょうか?
まずは大人が子供の体を理解することで声掛けが変わってきます。
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慢性的な栄養不足になってしまっている可能性あり
幼少期の食事内容によってはお子さんの体は低栄養状態になってしまっている可能性もあります。
- 好き嫌いが多い
- 外食・コンビニ・お惣菜が多かった
このような食事環境を数年積み上げてきたことによって体内環境が悪化している可能性も…
崩れた栄養状態を整えていく必要があります。
子供の場合は代謝が活発でもあるので、食事を変えれば短い期間で改善することも期待できます。
どんなものをお子さんに食べさせたらいいのか?
オススメの食材等はこちらの別記事に詳しくまとめています。
娘の一日の活動量を把握する
ここも見逃されがちですが意外と子供がどんな生活を送っているのか把握してないケースもあります。
- 娘が何時に起きて
- 何を食べて
- 学校にいって
- 学校で何をして
- 何時に帰ってきて
- どんな遊びをして
- 夕食を迎えているのか
もし授業に体育がある・部活動をしているとなると運動活動量は人一倍高くなります。
エネルギー消費が高い状態で前述した「貧血」が進行した場合、食欲が爆発するか可能性は高い…
子供が運動部なのでハードな運動をしているのであれば「スポーツ貧血」も起こしやすい状態にあります。
あわせて読みたい関連記事👉【スポーツ貧血】親なら知っておきたい中高生の貧血のこと
状況に合わせた具体的な食事改善が必要ですね。
こういうことを無視して
- ごはんを減らせ
- お菓子を食べるな
はうまくいかないですし、親子関係が悪化する原因になるので注意しましょう。
偏食する時は何か理由がある
娘が急に中学生になってから偏食しだした…と相談を受けることもあります。
偏食するのには必ず理由があります。
- 学校で友達に太ってると言われた
- 友達に細い子がいて羨ましく思えた
- 学校では痩せている=かわいい・正義という思考がはびこっている
- 好きな男の子ができて体型が気になりだした
子供の世界の影響を必ず受けています。
そしてこの悩みはなかなか親には相談しにくいもの…
相談しにくい…ということを考慮してコミュニケーションの取り方を考えることが大人には必要ですね。
私からの具体的な提案としては
- カレンダー
- 連絡ノート
- 返信不要のLINEメッセージ
このようなツールをうまく活用すると子どもコミュニケーションがうまく取れるようになります。
お菓子を買わないという選択はNG
子供の食事を管理するにあたり「今後は一切お菓子を買わない」と選択される親御さんもいらっしゃいます。
ですが今までお菓子を日常的に食べていたものを突然抜くと低血糖を招く原因にも…
お菓子は確かに食事管理の中で外していくことが理想ですが、タイミングと時期が重要です。
個人的には低血糖を起こさないような低血糖対策やお菓子の質をあげて少しづつ外していくことをオススメしています。
低血糖対策についてはこちらの記事で図解を用いて詳しく解説しています。
≪【機能性低血糖】お菓子を食べると食欲がバグる理由と対処法
中高生の食事改善は大人のサポートが必須
中学生や高校生の身体的状況は日々変化しています。
摂食障害に発展してしまうとそれこそ親では手が付けられなくなるので早めの対処が重要です。
- 娘の食事がお菓子ばっかり…
- 娘がお菓子をやめられない
- 娘がちゃんとご飯を食べようとしてくれない
すでにこのような状況にあるのであれば、過食改善のための食事の取り組みが必要なケースもあります。
こちらの記事に詳しくまとめていますので、是非参考にして家族で協力して改善を図っていきましょう!