こんにちは!城本拓実です。
もう2020年も終わりですね。
今年はコロナの暗黒時代となり、対応に追われた1年となりました。
ブログもYoutubeも更新できず、楽しみに待っていてくれた方、本当にすみませんでした。
2021年からはもう少しオンラインでの活動もできるかと思います。
でも、本業は運動指導をすることです。
2021年はそっちに力を入れていく予定です。
どんなことに力を入れていくのか、ということですが、2021年は自分の親世代(50-60代)の運動指導をメインに活動を進めていく予定です。
今まで比較的若い人(40代くらい)のトレーニングをメインでしてたのでなぜ?という感じですが、これには理由があります。
なぜかというと、コロナ時代に入っている最中、自分自身の家庭周りで様々な変化がありました。
- ばあちゃんがクモ膜下出血で倒れた
- じいちゃんが寝たきり状態になり先日亡くなった
祖父、祖母の介護が同時に必要になったわけですが、流石に父親もストレスフルな生活が続いたようで母親いわく、毎朝ため息ばかりついていたそうです。
ストレスフルな生活が慢性化すると健康面において危険なことはわかっているので、できるだけ親のストレス緩和に務めようと思い、なんども実家に足を運び介護や祖父の家の掃除を手伝いました。
以前から父母の体のことは気にかけていて運動させたりしていましたが、それでもこの時は親父も呼吸が浅くほっとけば常に苦しそうな状況で呼吸のトレーニングで何度も調整しました。
トレーニングの介入もあったおかげかいくらか父親も体調やメンタル面が回復し、体調を維持することができましたがそんなこんなしているうちに先日じいちゃんが亡くなりました。
年齢は92才、長生きしたほうだと思います。
ですが、最後の2年間は寝たきりで最後は僕の顔も親の顔も忘れられてしまいました。
最後は点滴に繋がれての生活で筋肉は細り、足を擦るともう骨だけの感触でした。
高齢だから仕方ない、という見方もできますが、やはり健康を提供しているものとしてもう少しできることがあったのではないかと葬式後も時々考えてしまいます。
でも、そろそろ「今いる人」に目を向けないとな!と今週から切り替えています(^^)
まずは身近な存在として親です。
幸運にもコロナ期間中に親の体をたくさん見ることができましたが、専門家として思ったことがあります。それは、おそらく「自分が介入しなければ、将来的に健康面で苦労する」ということ。
うちの親は二人とも還暦を超えていますが特に今までトレーニングしてきた経験もあるわけでもなく、いわゆる健康管理に対して「普通の親」です。
親の体を機能をチェックして思ったことですが
- 悪い姿勢の定着
- 歩き方
- 脳機能の低下
- 呼吸の乱れ
- 筋力低下
など年齢相応に見られ、このまま何もしなければ徐々に機能は低下していくんだろうと予想できます。
それで、親に確認したんです。
今度、どういう人生を送りたいのかと。
そしたら
- 行ったことのない場所にも行ってみたいし
- 夫婦で旅行もたくさんしたい
- 自分の足で最後まで歩きたい
と。
その意思確認ができてホッとしたと同時に、自分が今まで仕事で培ってきたことを親にやろうと思いました。
2年前くらいから「運動してねー!」と軽く声はかけていましたが、半年前くらいから本格的に両親に運動と食事管理に取り組んでもらっています。
呼吸が浅かった親父も少しづつ呼吸が楽になってまったく上がらなかった肩が徐々にあがるようになり運動の効果を実感しています。
母親も脳の働きがよくなってきて痛めていた肩も改善しつつあります。
お酒・美食が好きな2人ではあるので食事管理はほどほどに、ストレスなくやってもらっています(^^)
これは親の感想ですが
うちの親世代だと「運動」「筋トレ」と聞くと
- きつい
- 自分には無理
- もう歳だから。。。
など思うそうです(笑)
運動に対してちょっとネガティブイメージ。
特に運動好きでない人なら
仕方なくやる、みたいな感じらしいです。
でも、運動指導を現場をしている自分からすると「運動」というのは単に筋肉を鍛えることだけではありません。
今の運動療法は
- 動き方(歩き方や負担のかからない動かし方)
- 呼吸の仕方
- 眼球運動などを通した脳機能トレーニング
なども含めて「運動」と言います。
うちの親も運動の見方が変わったといつも言ってくれています。
- 確かにきついメニューもあるけど、運動した後は呼吸が楽になって気持ちがいい
- 明らかに痛みが緩和して動きやすくなった
- 目や舌をトレーニングすることなどは全く想像してなかった
- スクワットの動きなどテレビで見てできてるつもりだった
20代のトレーニングであれば見た目重視だと思いますので、「呼吸が」とか「脳機能が」とか言われてもそんなのどうでもいいから筋肉をつけて見た目を良くしたい!と思う気持ちもわかります。
ですが、シニア層に必要な運動は単に筋肉だけへのアプローチだけではなく、上記のようなトータルケアがとっても大切です!
足の裏から顔や目まで全身を使ったエクササイズが老化に負けない体つくりになります。
こうったメニューを提供して少しでも運動はじめてよかった〜!という人が出てきたらとても嬉しいですし、それで健康寿命が伸びて、人生の充実度が増したらもっと嬉しいです。
そんな想いもあり、2021年は自分の親世代に向けた運動指導をメインにしたいと思います(^^)
じゃあ、若い方のトレーニング指導はやめるの?と思われるかもしれませんが、若い方にはYoutubeを使って情報を提供していく予定です。
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若い人だけとか、シニアだけ!とかではなく、融合した形で情報を提供できればと思っています(^^)
以上が近況報告でした。