こんにちは、ココロとカラダの専門家・城本拓実です(@fasting_man)
春の甲子園が盛り上がっているので本日は野球ネタを。
僕も以前は高校球児だったので、野球には関心があり、ついつい甲子園があっていると見入ってしまいます(笑)

子供の頃はいろんな動きをさせてたほうが、新しい動作習得に繋がり、パフォーマンスが上がると言われていることからも、ただ鬼のように無駄に回数を重ねる腕立て伏せより、自分の体重を使った鉄棒とか、倒立とか遊び感覚のトレーニングが重要だということがようやく認知されているように感じます。
しかしですね、一点言わせていただきたいのが、栄養学の情報はまだまだ浸透してない、ということ。

今、最前線で戦っている球児たちよ、または球児を支えるお母さん、是非参考にしてみてくださいね。
Topics
野球球技におすすめの食事
【野球している子におすすめの食事法】
①マグネシウムの摂取
②試合前の米
③試合中の糖分補給
④良質な塩分補給
⑤試合後の米とタンパク質野球は待ちのスポーツと言われていて、ピッチャー以外の活動量は少ない。
競技属性にあった栄養補給をすることがパフォーマンスアップにつながる。
— shiro-taku (@fasting_man) 2018年3月30日
球児に食べてもらいたい食事①/ひじき
野球の上達のためには、一体何を食べたらいいの?というお話ですが、まず野球をやっている球児に食べてほしいのは、ひじき!
ひじきは体内バランスを含んだミネラルをしっかりと含んだ食べ物。

当時の先生からは使い過ぎ、という曖昧なアドバイスしか頂けませんでしたが、今振り返って見ると完全にミネラル不足でした。
とくにミネラルの大様と言われるマグネシウムが不足すると、カルシウムとのバランスが崩れ、脚をつったり、疲れやすくなったりと言った症状が現れます。
大半の球児は、炭水化物、肉に食事が偏るので、ミネラル不足がコンディショニングを崩す原因になるので、しっかりとひじきなどを摂取した方がいいです。

出来る限りお昼ごはんの弁当の中に入れることを考慮すると、やっぱりひじきが料理を作る人の立場からしてもオススメ!
球児に食べてもらいたい食事②/米
球児よ、毎日甘いものや麺ばかり食べてないかい??
- 菓子パン
- ケーキ
- 飴、ガム
- ラーメン
- うどん
- 清涼飲料水(コーラ、アクエリアス、その他ジュース)
- 野菜ジュース(市販)
- ココアや午後ティー
これらの食品には糖質が多く含まれているため、すぐに体のエネルギー源にしてくれるから摂っている人も多いのではないでしょうか?
確かに糖質はクリーンなエネルギー源と言われており、体を動かすエネルギーにすぐさま変わる性質を持っています。
しかしですね、糖は糖でもいろいろ種類があり、一概に同じ効果が得られるわけではありません。
▼糖質の参考分布表

菓子パンや砂糖菓子、清涼飲料水などは、たしかに糖分だけど「ショ糖」や「果糖」が多いので、体脂肪として蓄えられやすく、血糖値の変動を促します。
中学生や高校生、小学生であろうと血糖値をコントロールすることは大切です。
血糖値の乱高下は集中力の低下を促進し、野球の競技パフォーマンスを落としてしまう原因になります。

親に作ってもらった弁当食べて、その後学食、甘いジュース、チョコレートなどをつまんでたら、そりゃ血糖値がグラグラして眠たくなるわ!
糖質は野球の競技パフォーマンスを上げるためには、摂取すれば良い、というだけでなく、いかにスムーズに吸収・代謝できるかということを考えなければ行けません。

朝、ギリギリまで寝て食べる時間がないなら、せめておにぎりを持っていこう!
米はほぼほぼブドウ糖で構成されていて、分解後に速やかにエネルギー源へと変わります。
パンや糖分たっぷりの野菜ジュースではなく、おにぎりを選択するようにすることが他の球児と差を付ける方法です。
球児に食べてもらいたい食事③/肉と魚
球児にとって練習後の食事で体をリカバリー(回復を促す)ことは超重要です。
練習後に筋肉の修復を促すために、タンパク質を摂取したほうが良いことは、すでにご存じの方も多いかと思います。
よし、もりもり食べるぜ!
肉は良質なアミノ酸を含んだ食材ですので、野球においての食事では重要な食べ物になります。

結果、3年間でかなり筋肉も付いたし、野球人らしい体つきになった(笑)
また、今思うと魚をもっと野球している子は食べたほうがいいと思います。
同じタンパク質だろ?? 魚ももちろん、アミノ酸バランスに優れた食品ですので肉と似たところはあります。 ただ、肉と違うところは油の種類です。 肉は飽和脂肪酸を多く含んでいるのに対し、魚は細胞のコンディショニングに欠かせないオメガ3を含んでいる食べ物です。 しっかりと炎症を抑えたり、コンディショニングを整える栄養素を摂取することが、調子に直結してくる。 食事では肉食と和食を併用させて、偏りを作らないことが野球パフォーマンスを向上させる上で大切になります。 夏は喉が乾いたら、塩と一緒に摂取したほうが良い、と言われていますが、摂るべき塩を気をつけることでさらなる野球パフォーマンスの向上に繋がります。 塩はナトリウムを含んでおり、体内のミネラルバランスを保つことが、最高のコンディショニングに整えるために重要です。 塩は何でもいいわけではなく、岩塩がオススメです。 上記に記載した通り、野球競技におけるタンパク質摂取は体つくりのために重要ですが、そうするとタンパク質処理に負担が掛かります。 タンパク質を処理する場所は主に肝臓です。 良質な岩塩には肝臓のパフォーマンスを高める硫黄などのミネラルが含まれており、解毒に役立ちます。 塩は値段もそこまで高いものではないので、必ずこういう塩を摂取することが野球上達の上でオススメですね。 塩の種類なんかにこだわる球児は稀だと思いますので、こういった小さな積み重ねが大きなパフォーマンスの差となって現れます。 中学生なら中体連、高校球児であれば公式戦は1発勝負です。 より高いパフォーマンスアップに向けてトレーニングをしていくことも大切ですが、本番直前ならば、調子を整えて最高の状態で大会に挑んだほうが活躍できる確率は上がります。 すごくトレーニングの知識に優れたチームでも食事を疎かにして、コンディショニングを無視したチームはなかなか勝ち上がれません。 今、メジャーで活躍しているダルビッシュ、大谷翔平、前田健太 そんな日本を代表する選手たちですら、夏の大会では頂点に立ててないのです。 そう考えると、ずば抜けた能力よりも、チーム全体のコンディショニング力を高められたチームのほうが甲子園や甲子園の頂点に近くなる、ということです。 僕自身、能力の低い選手ではありませんでしたが、度重なるケガや本番当日のコンディショニング不良によって大会成績はボロボロ… 高校野球には苦い思い出しかありません。 今、野球を頑張っている子、ケガをしているけど一生懸命練習に取り組んでいる子、 そんな子に同じような悔しい思いはしてほしくないです。 やるなら最高のコンディション状態で挑んで破らたなら、納得できると思います。 食事まで気をつけるているチーム、周りの選手は圧倒的に少ないですので、毎日の積み重ねの中から周りと差を付けてみてください。
球児に食べてもらいたい食事④/良質な塩を摂取
食事はコンディショニングを整える重要な方法
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