高校野球の試合前日の食事のコツと理論まとめ【スポーツ栄養学】

こんにちは!元高校球児の城本拓実です。

今日は高校野球の食事について。

試合前日に何食べたらいいの?という疑問を解消する記事を書いていきたいと思います。

試合当日の食事を気にする子はいますが、実は試合前日の食事こそがパフォーマンスの質を変えます。

スタミナを必要とするピッチャーの子は特にほかのポジションに比べてエネルギー消費量が多いので食事を意識していくことが大切になります。

試合前日の食事のコツをまとめておきますので、是非高校球児のみんな参考にしてください。
もし親御さんが読まれているのであれば、前日の食事の参考にしていただくと嬉しいです。

なぜ試合前日の食事が重要なのか?

まずはこの疑問を解消していきましょう。

試合中の食事はもろにその日のパフォーマンスに関わることは言うまでもありませんよね。

食べないと力が出ない!というのは誰しもわかることだと思います。

しかしなぜ前日の食事が重要なのか。

これは専門的に言うなら

「前日の食事の内容が筋収縮に関わるから」です。

  • 速いボールを投げるとき
  • 楽に強いボールを投げるとき
  • 効率よく力強いスイングをするとき
  • 球際のきわどいボールをキャッチするとき

これらの野球動作をおこなうときには必ず
筋肉が収縮と伸張を繰り返しています。

収縮とか伸張とかわかりにくいですよね。
かんたんなイメージは筋肉の伸び縮みです。

輪ゴムをイメージしてもらうとわかるように
伸ばせば伸ばすほど、収縮って速くなります。(力が多くなります)

 

takumi
ワンピースのルフィーも強烈なゴムゴムのピストルを打つときはしっかりまず腕を伸ばしてから技を放ちます^^

 

つまり、野球をやっているときも
力強いボールを投げるとき、打つときには
筋肉の伸び縮みが瞬時に行われているといったイメージです。

 

この筋肉の伸び縮みを表す「収縮力」こそが
わかりやすくいうとパワーになるわけです。

 

つまり筋収縮を効率よくさせること=野球で高いパフォーマンスを発揮する

と考えることができます。

高校野球をやっている子も
そのためのウエイトトレーニングだったり
日ごろ学校の練習で行っているかと思います。

食事は筋収縮を最大で行うために重要

そして、前日の食事と「筋収縮」には
大きな関係性があります。

前日の食事内容によっては
筋収縮が最大限に発揮できない原因になります。

つまり
前日の食事が悪い=試合当日のパフォーマンスの低下

につながるというわけです。

そう考えると前日の食事ってメッチャ重要ですよね!

試合は前日から始まっている。と考えていくことが大切です。

試合前日の食事で意識したいキーポイント

高校野球は9イニングあるので基本、試合時間も2時間以上かかります。

つまりパフォーマンスを維持し続けるには
2時間以上パワーが発揮できる状態を作って試合に入ることが大切です。

ここで鍵になってくるキーワードが

  1. 「肝グリコーゲン」
  2. 「筋グリコーゲン」

 

ちょっと難しいですが抑えてほしいワードですね。

すごく簡単に説明すると肝グリコーゲン、筋グリコーゲンというのは
体に蓄えた糖質量のことを指します。

つまり、どのくらい体に糖質をため込んでいるかがパフォーマンスを左右するポイントとなります。

グリコーゲンは時間とともに減少していきます。

もし、前日の食事でグリコーゲンが補充できてなければ?

当然、補充ができてないわけですので
グリコーゲンの枯渇が早くなります。

takumi
ガソリンをイメージするとわかりやすいかな?

遠出する前にガソリンを満タンにしておけば
翌日はそこまでガソリン残量を気にする必要はないですよね。

しかし、前日に補給を怠り、且つガソリン切れが近ければ
当然翌日はガソリン残量を気にして運転しなければいけません。

ガソリンであればどこかガソリンスタンドを見つけて
補充すればすぐに回復します。

しかし人間の体は違います。

当日に慌てて食事でグリコーゲンの補充をしたとしても
完全に筋肉や肝臓に蓄えるには最大48時間ほど
かかると言われいます。

試合当日に意識したところで間に合いません。

だから試合前日の食事が重要というわけです。

で、結局何を食べたらいい?

はい、ここからが皆さんが知りたいことですね。

結論を言うと糖質です。

  • イモ
  • そば
  • パスタ
  • パン

 

ただ、パンやパスタは小麦や油の問題があるので
偏った食品選択は避けたほうがよいです。

そして、最近セミナーなどを通して
お伝えしているのがはちみつやフルーツです。

これらフルクトース(果糖)を含んでいる食材は
肝臓で処理されるのでグリコーゲンとして活用できないというのが通説でした。

 

takumi
しかし、最近の研究ではフルクトースもしっかりと全身の代謝を回す糖質として機能することがわかってきました。

もちろん、はちみつは選び方が大切です。
偽物が多いのも事実なのでスーパーに売っている
はちみつなどは気を付ける必要があります。

ですが、フルクトース(果糖)には魅力があることがわかってきているので、上手に活用していくことが良いかと思います。

高校球児はどのくらい食べたらいいのか

高校野球の練習量はかなりハードです。

おそらく補食を取り入れていない学校であれば
練習後はグリコーゲンが枯渇している状態だと思います。

この場合は茶碗2杯分くらいの米は食べたいところ。
球児であれば大盛3杯くらいは食べそうですが…

食が細い子でも頑張って前日の食事は食べてほしいですね。

具体的な食事管理方法など
もっと細かくやっていきたいと人は
栄養学セミナーで解説していますので
是非ご受講いただけたらと思います^^

高校野球の前日食事まとめ

  1. パフォーマンス発揮の鍵は筋収縮
  2. 筋収縮を促すのに必要なのは糖質
  3. あらかじめグリコーゲンをため込んでおくことが大切
  4. 試合前日は意図的に茶碗2杯分くらい米を食べよう

 

高校球児は食べることもトレーニングの一つです。

体が大きくなれば「全体のパワー」が向上しますので
強い球が投げらたり打てたりと、チームの中心選手として活躍できます。

大谷翔平選手だっていまだに肉体改造していますからね!

それくらい体つくりが大事だってことです。

食トレにも取り組んでいきましょう。