体がなんか疲れやすい。。。という症状はいったいどこから来るのかご存知でしょうか??
年齢!と第一声に挙がってきそうですが、実は違います。
年齢のせいにしてしまえは簡単な話ですが、これでは根本的な解決には全く繋がりません。
僕がいろいろ勉強してきて思う「疲れやすい原因の理由」は食事と睡眠です!
もちろん、運動不足なども疲れやすい体の理由として入るのですが、それよりもさらに土台にあるのが食事と睡眠。
運動は自分がやるかやらないかという、選択できるラインにありますが、食事と睡眠はもっと生活の中に根付いており、かならずしなければ死んでしまう、というところに位置づけれられています。
考えてみればわかりますが、食べないと死にますよね?寝ないと死にますよね?
それだけ、生きていく上で必ず必要なものだということです。
なんか体が疲れやすいなと言う方は、まず今から紹介する体が疲れてる9の理由を理解して、自身の現状と当てはめて下さい。5つ以上当てはまるのであれば黄色信号、7つ以降で赤信号です。
自分が何信号化によってやるべきことが変わってくるので、まず現状が何信号なのかを確かめてみて下さい^^
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疲れやすい体になる食事の内容9選

糖質ばかり食べる
炭水化物の取り過ぎは疲労をためる原因になります。
炭水化物はご飯やうどんやパスタ、お菓子などに含まれる砂糖、小麦製品などに多く含まれています。
炭水化物ばかりの摂取が多い場合、体の機能整えるビタミンやミネラルに偏りが出る他、体の中で「糖化」を引き起こし、老化を促進させることからも疲れやすい体にしてしまいます。
特に精製された白砂糖を大量に含むお菓子類やお料理には注意が必要です。
アミノ酸不足
アミノ酸とはタンパク質を体に吸収できる形にした状態のこと指します。
一般的には「タンパク質不足」として女性もプロテインを飲みましょう!と呼びかけている団体も多いですが、僕はタンパク質よりもアミノ酸不足が疲れやすい体を作る原因だと思っています。

この図で表しているように、肉や魚などのタンパク源を分解して出来るのがアミノ酸。
アミノ酸の形にしてようやく筋肉として合成できたり、髪の毛や爪、血液など様々なものを作る材料になるということです。
アミノ酸=筋肉を作るという認識が強い方が多いかと思いますが、実は細胞の中にはタンパク質は無数に存在し、栄養を運んでくれる役割をするものもいれば、生命活動にダイレクトに関わる活動をするものもいます。
このことからもアミノ酸が不足する、ということは、疲れやすい体を作る原因にも大きく関わるということです。
僕が思うにタンパク質を意識して摂っている人は意外と多いイメージですが、体の中で吸収分解ができているどうかは別の話です。
つまり、吸収できていない状態であれば、どんなにタンパク質を確保できていたとしても、「アミノ酸不足」ということになるわけです。
ビタミン不足
ビタミンには代謝を促す作用があり、ビタミンがあることで私たちはスムースに体内エネルギーを作り出すことができます。
太る太らないという話に限らず、食べることで得た栄養素をいかに効率よく使うかで疲れやすい体になるのかどうかが決まると言うことです。
疲れやすい人は基本的に代謝に大きく関わるビタミンB群が不足しているケースが多いです。
ビタミンBは水溶性でもあるため、尿ですぐに外に出ていってしまうことから頻度よく取る必要があります。
ビタミンBにもビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6など種類がありますが、まずはビタミンB1の摂取を考えると良いです。

ビタミンB1が豊富な食材リストは以下の資料を参考にしてください!

疲れやすい、疲れやすくなった。。。と言う人はちゃんと自分は代謝できているのかな?代謝が落ちているのではないかな?と考えてみましょう(*^^*)
ミネラル不足

ミネラルもビタミンと同様、体の機能を整える上で超重要な栄養素です。
良質な食事をしていく上で、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれている食材を積極的に取ることはかなり有効的です。
エネルギーが上手く作り出せない、という人はビタミン不足でありながら、ミネラル不足も考えれます。
代謝にも大きく関わるマグネシウムや亜鉛などは、しっかり普段の食事から補給する必要があります。
ミネラルの大様、と言われているマグネシウムは代謝の300以上の働きに関与しており、エネルギーを作り出す上でも、ダイエットなどの燃焼能力を高めるためにも必要な栄養素です。
疲れやすい人は炭水化物、脂質過多のため、ミネラルが不足することが多いです。
酸化した油のとり過ぎ
体が疲れやすい原因は「すでに体が酸化してしまっている」ということも考えられます。
糖質のとりすぎは「糖化」につながりますが、質の悪い油のとり過ぎは体内で活性酸素を発生させることもあり「体内の酸化」にも繋がりますし、疲労、疲れやすい体の原因になります。
酸化した油とはいわるゆジャンクフードを想像してもらうと良いです。
市販のポテトチップス、ケーキ、チョコレート、スーパー、コンビニの揚げ物、ファーストフード店のフライ系のメニューなど。
普段外食が多い人は、食べるものに気を付けないと疲れやすい原因を作ってしまっているかもしれませんね。
鉄不足
これは意外かもしれませんが、実は鉄不足も疲れやすい体の原因になってしまいます。
鉄は血液を作る材料になるので、鉄が不足する、ということは血液が作られなくなる、ということです!
血液の不足は栄養が体の隅々までに届かない原因や、代謝異常を引き起こすことに繋がります。
つまり、血液を効率よく作り続けるということは、疲れにくい体を作る上で超重要と言うわけです!
鉄は動物性食品に豊富に含まれています。
女性は食事量が少ない場合があったりで、鉄が特に不足しやすいです。
もし、食が細くて、なかなか動物性食品をたくさん食べられない、という場合はサプリメントを使うというのも一つの手ですね!

事実僕はそうしています。
コンビニ弁当が多い
7つ目の疲れやすい体が食事から出来る理由は「コンビニ食のとり過ぎ」です。
コンビニ食は加工品が多いことから、栄養素が壊れてしまっている場合が高いです。
例えば、「カット野菜」を例に説明すると、カット野菜は野菜を切ってから数時間、あるいは1日以上経過しているため、大切なビタミンや漏れ出しており、非常に栄養価の低い食材になってしまいます。
自分はコンビニ食が多いけど、野菜を毎日食べているから。。。と思っていても、何か体が疲れやすい場合は上記で説明したビタミンやミネラルの不足が起きている可能性があります。
外食による添加物の問題
コンビニ食にはもう一つデメリットがあります。
コンビニ食は賞味期限、消費期限を延ばすためにも基本添加物を使っています。
もちろん、添加物が生活に根付いてからは、どの地域であっても安定して食品の買い物が出来るようになりました。
腐るものが腐らなくなった、というのはコンビニが機能する上でもとても重要なことで、この恩恵を受けてない人はまずいないでしょう。
しかし、取り過ぎは代謝を下げてしまったり、血液を汚す原因になってしまいます。
代謝が下がれば、エネルギーは作り出せないので疲労感を感じやすくなります。
血液が汚れれば、栄養の運搬がうまくいかないことからも疲れやすく、そして太りやすくもなります。
毎日、外食です、という人は注意が必要ですね。
オメガ3の不足
オメガ3とは油の種類のことです。
オメガ3を含む食品は、亜麻仁油はインカインチオイル、麻の実オイル、青魚、クルミ、グラスフェットのお肉などに多く含まれています。
意識して摂らないと不足しやすいのがオメガ3。
というより意識しないと全く摂れないです。。。泣
オメガ3は細胞膜の状態を良好に保つことに有効的です。
細胞膜というのは、細胞の外側を囲んでいる膜のことです。
膜とか細胞とか、意味わかんない、、、って人もいると思うので「家」を想像してみて下さい。
家の外の壁が細胞膜にあたります。
家の壁は当然頑丈なことは必要ですが、硬すぎるだけだと、ちょっとした衝撃や地震の揺れに対応することが出来ません。
硬いだけだと、遊びが作れないため、衝撃をダイレクトに受けてしまい、崩れ落ちてしまいますよね。
出来ればこういう家には住みたくないものですよね。。。
これと同じで体の中の家の壁を作るのが油の役割なのですが、オメガ3は壁に柔軟性を与えてくれます。
これにより、炎症を抑えたり、血管の拡張や柔軟性を高めることに繋がる大切な栄養素です。
疲れやすい人はおそらくオメガ3の摂取がほぼゼロに近いはずです。
疲れやすい原因を一つ一つ取り除いて行けば体は自ずと元気にある
疲れやすい、というのは病名があるわけではないですが、ガンや糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの病気を引き起こすサインでもあります。
健康体を作るうえでも、疲れやすい原因は一つ一つ取り除いておくに越したことはありません。
食事はこれをしたらOK!って答えはなく、組み合わせだったり、その人の状況によって何が有効的なのか変わります。
だから、もしあなたに上記の9つがすべて当てはまる場合もありますし、または他の原因だって考えられるわけです。
僕はほんとうの健康は自分の足で好きなだけ歩けたり、好きなだけやりたい事をやれる状態のことだと思います。
何か病気があるとかないとかそういうことではなく、普段の生活に活動力があるかどうか、を意識して自分の健康状態を見直すことが重要だと思います。
活動力の先に、好きなことが出来たり、好きな人と好きな場所に行けたり、子どもと存分に遊べたり、好きなお仕事が出来たり、、、
健康になれば楽しいことが広がります!
是非、あなたも「疲れやすい原因」をまずしっかり把握して、改善に努めて下さい!