こんにちは!城本拓実です(@fasting_man)
今日は冷え症について書いてみたいと思います。
というのも、冷え症があると体質改善だったり、ダイエットはうまくいきません。
なぜなら、冷え症とはエネルギーをうまく作り出せていない状態だからです。
これはけっこう重要なことなのですが、冷え症が蔓延してしまっている現代では、冷え性に対して危険視する人は少ないのが現状です。
別に病気、というわけではないので、病院にっても
- 運動しましょう
- 体を温めましょう
などくらいしか提案されず、具体的に冷え性改善のために何をしたら良いのか伝わってない、という問題もあります。
なので、今回は「冷え取りの入門編」ということで、冷え症の人にやってほしい取り組みを解説したいと思います。
最近は女性だけでなく、男性でも隠れ冷え症(自覚がない)を持っている人が増えているので、是非とも参考にして頂ければと思います。
動画で詳しく解説したものを作成しました。
こちらもあわせて御覧ください^^
Topics
冷え症とはどういう状態?
手足が冷えている、というのはわかるけど、具体的に体内ではどのような反応が起こっているのか?
ここを知ることが冷え症を知る上での第一歩だと思います。
冷え症とは、言葉の通り「体が冷えている状態」ですが、これはつまり体温が保ててない状態のことを指します。
体温とは免疫を上げる際にかなり重要で、低体温の人は病気にかかりやすく、健康を崩しやすい、といのは多くの人が知っていることだと思います。
実際そのとおりで、低体温はかなり問題で様々な万病の元になっています。
冷え症とは低体温から起こっている状態でもあり、免疫にも何かしらの影響を与える状態を指します。
恒常性が保てなくなったときに健康は崩壊する
理論的にはそうなのですが、意外と冷え症があっても体温が高かったり(36℃以上)風邪を引きにくかったりする人もいるのが現状です。
だから気にしてない、という人もいるかもしれませんが、意外とここに落とし穴があります。
低体温になってもおかしくない状態で体温が高いのは、いわゆる人間の恒常性を保つホメオスタシスによって守られている状態です。
どういうことかというと、人間の体には様々な防衛システムがあって、体温が下がっていると危険を察知し、体温を上げるためのホルモンが一斉出動することで、体温を保つ働きがあります。
これにより冷え症であっても、ホルモンの作用によって体温をあげているので一見数字的には大丈夫そうに見えてしまいます。
ただ、外的なストレスにより、ホルモンの分泌が過剰になり、恒常性を保てなくなったときに、人間の健康は崩壊します。
ホメオスタシスが働いて体温をあげている状態とは一時的に簡易的な橋を作っていることと同じことです。
数回、数時間はその橋を渡ることができるかもしれないけど、やっぱり簡易的な橋に過ぎず、何度も通行していると次第にガタがきて壊れてしまいます。
何度通行しても壊れない安定した橋を作るには、日頃の運動、食事、睡眠を改善し、脚からしっかりとした橋を作ることが重要です。
冷え症を改善する方法
では具体的に何をしたらいいのか、というお話ですが、まずは
- 食事改善
- 運動
に取り組むのがベターだと思います。
冷え症を改善する方法/①冷え性改善のために食事で最も意識してほしいこと
まず冷え取りの入門としてやってほしいこととしては、精製糖を取り除くこと。
これが大切です。
なぜなら、白砂糖などの生成された糖は体温を上げるときに重要となるATP(人間のエネルギー源)を作ることを阻害してしまうからです。
冷え性の人に限って、食事の内容が低タンパクだったり、糖分の摂取が精製糖からだったりするケースがほんとに多いです。
- 朝:菓子パンorシリアル
- 昼:お菓子やラーメンなど
- 夜:コンビニ買ってきた弁当+おやつやツマミ
かなりひどい例ですが、意外とこの食事に近しい人もいるのではないでしょうか…?
これではやはり冷え症を引き起こしても仕方がありません。
冷え症を改善する際の食事改善のポイントはたくさんありますが、まずは精製糖を取り除くことから始めることが大切です。
体質改善において重要なことは
「何を摂るかよりも何を摂らないか」です。
プロテイン摂っているから大丈夫です、という人も中にはいらっしゃいますが、良いものを(栄養があるもの)をどれだけ補給していても、それを体内で正しく使えなかればなんの意味もありません。
まずは栄養吸収がうまくいく土壌(腸内環境)を耕してあげる、これがほんとに重要だと僕は思っています。
今までの食事コンサルティングの経験上、何を摂らないかを無視してうまく行ったケースは一つもありません。
いろんな冷え症対策、冷え症に関する食事(漢方だったりマクロビだったり)はあるかと思いますが、どの食事法を使うにしても「何を摂らないか」が最重要項目なので、しっかり実践してもらいたいところです。
冷え症を改善する方法/①運動は筋トレをするべし
冷え性改善の2つ目のポイントとして、やはり運動も取り入れるべきです。
なぜなら、筋肉量がエネルギー産生に大きく関わっているからです。
筋肉量が少ない人よりも筋肉量が多い人のほうが代謝が高い、というのは知っているかと思いますが、これは体温を作り出すことにも繋がります。
筋肉量はヘルスケア、という部分でキーポイントになります。
ボディービルダーの方のようなムキムキになる必要はありませんが、ある程度筋肉量はつけておいたほうが絶対に良いです。
トレーニングとしてはストレングスメニューであるスクワットなどが初心者にはオススメです。
ただ、上記の食事改善無くして、運動の効果も上がってこないため食事も同時に注力していくことが大切です。
筋肉をつける食事法としては
- トレーニング後はインシュリンの分泌を促すでんぷん質の糖質から
- タンパク質の確保
などが重要です。
まとめ
冷え症を改善していくことは、体質の根本改善に繋がります。
逆に冷えを取り除かずに、健康、美容法に力を入れても効果は半減しますので、是非改善に取り組んでほしいですね。
食事で体が変わってきたな、と実感するには早くて2ヶ月、通常で3〜4ヶ月はかかります。
食事改善は長期戦ですが、90日(1日3食で270食)の食事を充実させて、7割の達成を目指しましょう。
(つまり約190食はしっかりできた!という状態)
毎日の食事なので10割の達成率は難しいと思いますが、7割型の達成でも体は変わってきます。
コツコツと取り組んでいきましょう。
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