こんにちは!城本拓実です。
お問い合わせの中で

という質問を頂きました
結論を申し上げると、断食中のタバコは絶対にダメなわけですが、それ以外にも「ファスティングのルール」を見過ごしている人が多くいらっしゃいます。
断食(ファスティング)は体質改善やダイエットにも効果的ですが、食べないことによる危険性ももちろんあるわけです。
安易に取り組んで、逆に体調を崩してしまっては元も子もありません。
必要最低限の「断食(ファスティング)のルール」をしっかりと確認して断食しないと危険な状態になることも考えられるので、ルールを頭にインプットして下さい!
ファスティング安全に行うためルール8選

断食を安全に行うためのルール①/タバコは吸わない
ファスティング中はタバコは吸っては行けません
断食(ファスティング)って体をキレイにするために行うものです
食事が好きな人って多いと思うんですよ
食べるのって楽しいし、幸せじゃないですか(笑)
僕も大好きです(^^)
でも、体を変えたいとか、体質を改善したい、心を整えたい、といった理由で3日以上も固形物を抜いて断食しようとしてるんだったら、出来る限り完璧な状態でやったほうが良いと僕は思います
食は断っているのに、タバコは断てない、となると効果は半減。。。
せっかくのファスティングの効果をまるまる得ることが難しくなってしまいます。
僕みたいに「高頻度でファスティングをしている」、とか「実際に自分が指導をしていて経験もある」とかであれば、タバコはダメにしてもイレギュラーなことに挑戦するのはアリかなとは思います

ただ、断食(ファスティング)がはじめての場合であれば、型に沿った基本通りの断食をしたほうが、効果が出やすいですし、何かあった時に対処できる方法があるので良いかと思います。
まずはルール通りに…これが鉄則だと思います
喫煙者の方はせっかくに機会にタバコも辞めてみる、ということに挑戦してみましょう
このルールを破ってタバコを吸いながらファスティングするくらいだったらやらないほうがマシかと思います。
また、「ファスティング中にたばこを吸うと危険です【喫煙成功者に学ぶ】」に、なぜタバコを吸うことがファスティングのルールで禁止されているかを詳しく書いています。
断食を安全に行うためのルール②/断食前に準備食を必ず設ける


と突然始めてしまう人もいらっしゃいますが、断食(ファスティング)を行う場合、「準備食」の期間を必ず設ける必要があります。
準備食をナシでいきなりファスティングすることは、準備運動もしないで筋トレするようなものです!
ファスティングでの準備食は運動で例えるなら「入念なストレッチ」だと思って下さい!
ストレッチに時間をかけて準備すればするほどファスティング本番での効果が高くなります。
ちなみに僕の場合、2日〜5日くらい準備食を摂ることが多いです。
「どうして日数が変わるの?」と質問頂くことがありますが、これはその時の食事状況を元に判断しています。
例えば、外食続きの場合だと、体は超絶固くなっている状態。
この状態で他の人と同じストレッチ量をこなしただけでは不十分ですよね。
だったら、日数で判断するのではなく、自分の体に合わせて準備してあげたほうが良いと僕は考えます(^^)
自分の体にとって準備はどのくらい必要なのか?
この考え方をベースに準備食の日数を決めていくことがとっても大切です!

断食を安全に行うためのルール③/回復食も必ず摂る
準備食と同様、回復食もファスティングにおいて非常に重要です!「ファスティングで最も重要なことは回復食!復食が大切な3つの理由」でも書いているように、回復食まで実施してこそ、ファスティングが成功したと言えます。
もし、この回復食を摂らない、あるいは回復食を無視して食事したとしたなら、体の中では大変なことがおこります。
僕の知り合いの方で、無類のタイカレー好きの友人がいるのですが、彼が一度ファスティングが終わって、タイカレーが食べたい、とのことで回復食を無視して激辛グリーンカレーを食べてみたそうです
すると、腸がぐるぐる動き出して、最初はなんともなかったらしいですが、次第に気分が悪くなり、とんでもない腹痛に襲われたそうです
回復食は断食(ファスティング)を成功させるためのルール
ルールを破ればそれなりのペナルティーが帰ってきますので、断食期間が終わったからといって、何でもかんでも好きなものを食べるのは止めましょう。

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断食を安全に行うためのルール④/青汁などの野菜ジュースで断食しない
断食のあるある質問として

◯◯の製品を使いたいんですが可能でしょうか?
といった質問を頂きます。
どれを使おうと、消化吸収の邪魔にならず、栄養素をしっかり補給できれば問題ないのですが、青汁や野菜ジュースを使ったロングファスティングは止めておいた無難です・・・
コールドプレスジュースなどの栄養素のことを最大限に考えて作られてたジュースであれば、まだ良いかと思いますが、市販の野菜ジュース、青汁では、とてもじゃないですが栄養補給は出来ません
ビタミンやミネラルを補給することが狙いになりますが、市販のジュースでは熱処理を100%行っているので、酵素やビタミン、ミネラルは死滅している場合がほとんどです
少なくとも3日以上の断食(ファスティング)期間を考えているのであれば、やっぱりファスティングルールブックの危険事項になります。
このルールを破ると、低栄養状態に間違いなくなりますし、低血糖を引き起こします
低血糖になると、アドレナリンやコルゾールなどのホルモンが出動し、血糖値を維持しようと働きかけますが、長期に割ったって低血糖状態が続くことによって筋肉分解が促進され、アドレナリンの作用でイライラします
水だけや野菜ジュースだけなど低栄養状態、低エネルギー状態を引き起こすものは、は分子栄養学をベースにおいたミネラルファスティングではルール外になります
間違ったファスティングは体内の血や骨などにも影響を及ぼすため、しっかりとルールを守り、安易に市販のもので断食(ファスティング)しないようにしたほうが良いです
断食を安全に行うためのルール⑤/良質な酵素ドリンクを活用する
断食(ファスティング)を行なう際は良質な酵素ドリンクを摂ることが重要です。
断食にもいろいろやり方や方法論はありますが、僕は乳酸菌発酵ドリンクなる酵素ドリンクを取り入れた断食がおすすめです。
この方法をミネラルファスティングといいます。
ミネラルファスティングは分栄養学を元に開発された断食メゾット
生化学的は反応などを考えてルール設定がされています
やっぱり良質な酵素ドリンクを入れた時と入れなかった時とでは、体のラク差が違います!!

断食道場などの監視下に置かれて断食するのであれば、酵素ドリンク一択という選択でなくても良いかと思いますが、自宅で行う場合は、酵素ドリンクは是非活用しましょう!
しかし、酵素ドリンクと言っても、中には未発酵のものだったり、添加物を使用していたりするものがあり、選ぶのにも力が必要です。
このブログでは基本的にマナ酵素かカラ酵素を勧めています
どちらも分子栄養学のルールに則ってファスティング専用に作られて酵素ドリンクになります
断食を安全に行うためのルール⑥/炭酸水は使わない

これは僕が行っているミネラルファスティングのルールとして定めているものになりますが、基本的に炭酸水は使用してはいけないルールがあります
炭酸水は飲み終わった後に、お腹が膨れ上がる膨満感があり、空腹を抑えてくれそうなアイテムとして人気が高いですが、僕のファスティングルールの中では使ってはいけません
なぜなら、炭酸水はファスティング中には抑えたい胃酸や消化酵素の分泌を促す可能性があるからです
炭酸水がなぜオススメできないのかは別記事に詳しくまとめていますので、気になる方はこちらをご覧ください
あわせて読みたい関連記事👉「ファスティングで炭酸水を使ってみた結果【私の体験談】」
断食を安全に行うためのルール⑦/断食中の飲み物はノンカフェイン
断食中の飲み物は基本的にノンカフェインに限ります
つまり、断食期間はコーヒーも禁止です
このルールもついつい簡単に破ってしまいそうになりますが、カフェインによって交感神経が優位になることは断食期間中には好ましくありません
アドレナリンやコルチゾールといったホルモン分泌を促す結果に繋がりますし、体内が酸性に傾くことで、ミネラルバランスも崩れます
カフェインはお茶にも含まれているので注意が必要

と言われそうですが、断食中にも飲むことができるノンカフェインのお茶があるのでそちらを活用すると良いでしょう
こちらで紹介しているお茶はオーガニック且つノンカフェインでファスティングと相性が抜群です👇
こういうものを選ぶとミネラルファスティングのルールに則りながら、飲むものも制限なく楽しめます
断食を安全に行うためのルール⑧/ミネラルファスティングは必ず指導者のもとでやる
さて、いろいろ断食を安全に行うためのルールを説明してきましたが、最後に重要なことは「必ず指導者のもとやる」ということ
断食は食べないことによって得られる健康法ですが、やはり食べないということは、非常識なことであり、食べないことによるカラダへの変化も次から次に起こってきます
断食道場はミネラルファスティングのような理論でやっているところは少なく、単に野菜ジュースや特性の乳酸菌ジュースなどの飲み物だけで行うところもあります
しかし、なにか合った時に人がそばにいる、という環境はやはり断食道場ならではの強みだと思います
宿泊日数を考えなければ行けないので、ロングファスティングをすることは難しいでしょうが、時間の取れる方は断食道場を利用してみるのも良いかと思います
仕事や家事、子育てでまとまった時間を確保することが難しい…と言う方は「オンライン断食道場」を利用すると自宅で本格的な断食が実施できます
時間に縛られず、普段の生活になじませながら断食したい人はこちらのサービスを利用することをオススメします!
食べないからこそルールを厳守しよう
ファスティングは一定期間食事をしません。
食べないことによる好転反応だったり、イレギュラーな対応を強いられることもあります。
何人ものファスティングサポートを行ってきましたが、やっぱり症状は人それぞれって感じで、断食において「答え」というものはないです。
Aさんにとっては上手くいった方法でもBさんにとってはいまいちだったりするケースもあります。
だからこそ、はじめて断食する場合は、統計学上に基づいたファスティングのやり方が良いと思うんです。
ある程度の人が結果を出すことができた方法(ルール)なので、まずはセオリー通り、ルールブック通りに実践してみることが、断食を安全に行う上でとても重要だと思います。
食べないという非日常なことをするからこそ、厳密にルール通りに行なうようにしましょう!
▼正しい断食のやり方はこちらにまとめています▼
断食のプロが完全解説!断食の正しいやり方と16の全手法【保存版】